眉下切開(眉下リフト)

まぶたのタルミが気になる方は、拡大眉下切開により効果的で自然なタルミ取りが可能です。ご相談下さい。

 

なぜ眉下切開がまぶたのタルミ取りに有効なのか?>

まぶたの皮膚のかぶさりの多くは,まぶたではなくひたいからやってきます(頭の骨が加齢で痩せるため,骨を包む皮が余るため).
皮膚のかぶさりは眉下切開で効率的に取り除くことができ,奥に隠れていた二重まぶたが出てくるようになります.
眉下切開では二重を触らないので,まぶたを大きく変形させることがないため,自然なタルミとりができます.
今,眉下切開の術式は,たるみを効果的に取り除く「拡大眉下切開」に進化しています.

 

拡大眉下切開(拡大眉下リフト)のススメ

従来の眉下切開はタルミの切除量が足りないことが欠点でしたので、拡大眉下リフト(拡大眉下切開 2006年~ 学会・米国論文報告)を考案しました。現在では顔の上半分のエイジングケア手術として 「拡大眉下切開&関連手術群」として確立しています。 

拡大眉下切開のデザイン

一瀬晃洋ほか 神戸大学形成外科・美容外科 日本美容外科学会総会(2008)

 

拡大眉下切開ではタルミを多く治療することが可能ですが、皮膚の切除幅を拡大することでいくつかの不具合が起こります。それぞれ不具合の対策についても考案し、既に学会・論文にて報告を行っております。どうぞ安心して拡大眉下切開をお受け下さい。

 

拡大眉下切開術後の合併症の対策>

1.傷あと→毛包斜切開、デザインの工夫 
2.まぶたの歪み・変形→歪みの打ち消し法、まぶたの皮膚の残し方、縫合法 
3.傷あとの外側が膨らむ→組織切除法
4.眉毛が下がる→眉毛固定術
5.つり眼→内側前額リフト、まぶたの内側の皮膚切除 

引用論文:一瀬晃洋 神戸大学形成外科・美容外科 【眼瞼の美容外科 手術手技アトラス】上眼瞼形成術「拡大眉毛下皮膚切除術」 PEPARS 2014より

 

<Q&A>

Q.毛包斜切開の効果は?

A.条件にもよりますが、確かに毛は生えてきます。

毛が生えると....
1.傷あとを隠す
2.眉毛が細くなるのを緩和する
という効果があります。

毛包斜切開 毛幹斜切断 眉下切開
眉毛の毛根を斜めに切断すると傷あとから毛が生える!
一瀬晃洋ほか 2008年 日本美容外科学会総会で学会報告  (毛包斜切断を眉下切開に応用し報告)
※もともとはカナダのDr Camirandが髪の毛で報告(1997)  

眉下切開 毛包斜切開 毛幹斜切断
1列でも毛が生えるとずいぶん違います。r>傷あとを隠す,眉毛が減るのを少なくする効果があります。

手術の費用とリスク・副作用・合併症
<費用の目安>眉下切開 20~24万円(いずれも消費税別)
<主なリスク・副作用>傷跡、左右差、ふたえまぶたのラインの乱れ、兎眼、変形など

 

Q.眉下切開で眉が無くならないか心配?

A.拡大眉下切開では眉の外側を一部切りとりますが、患者さんが切り取っても良いと考える範囲だけ切り取ります。勝手に切り取ったりしませんのでご安心下さい。なるべく切り取る量を少なくかつ効果的なタルミ取りを希望される方は、拡大眉下切開に眉毛固定術を追加することを検討して下さい。

 

Q.眉下切開で傷あとが目立つ?

A.拡大眉下切開では、肌質によりしばらくの間赤みが生じることはありますが、最終的に目立つ傷になることは希です。傷が目立つ場合、デザインや縫合法に問題があることがほとんどです。拡大眉下切除で目立たない傷あとにするには、毛包斜切開だけではなく正確なデザインと特殊な皮膚切開・皮膚縫合が必要です。形成外科の手技できれいに縫合するとまぶたが変形し易いので、縫合の際に意図的にずらして歪みを作ってまぶたの変形を打ち消す様にします。

 

Q.眉下切開で眉毛が下がる?

A.眉下切開では、程度の差はあれ眉毛が下がることがほとんどです.眉毛を下げたくない場合には、眉毛固定を追加します.眉毛固定術には、前頭筋に吊り上げる術式と骨膜に吊り上げる術式の2種類があり、それぞれ利点と欠点があります.

 

Q.眉下切開でつり眼(きつい印象)になると聞いたのですが?

A.拡大眉下切開では、まぶたの中央から外側の皮膚のタルミが除くことが出来ますが、内側の皮膚は除くことが出来ません。よって、もともとの眼の枠(わく)がつり眼の方は、つり眼気味の眼になることになります。
<対策手術>
1.まぶたの(縁の)内側の皮膚切除
2.内側脂肪切除
3.内側ひたいリフト
4.腱膜固定(まぶたの内側)

このうち、1つもしくは2つの手術を拡大眉下切開に組み合わせて、つりめを防いで優しく自然な印象の眼にします。
つり眼のハイリスク症例は手術前にわかりますので対策手術は同時に行うと効率的ですが、まず拡大眉下切開をして表情の変化を見た後に対策手術を追加することも可能です。

 

<眉下切開と組み合わせでお勧めする手術>

眉下切開との組み合わせが有効な手術達です。組み合わせ割引でお得にできる術式もありますのでご相談下さい。

眉下切開の関連手術

1.毛包斜切開

<効果>→傷あとを目立たなくする 眉毛が細くなるのを緩和

<術式>
眉下切開で,傷あとから眉毛が生えてくる様に切開・縫合を行う

2.眉毛固定

<効果>→眉毛を引き上げる 眉下切開で眉毛(の外側)が下がるのを緩和

<術式>

a.前頭筋への吊り上げ 
b.骨への固定

3.内側ひたいのリフト

<効果>⇒眉毛(の内側)が落ちるのを防ぐ。眉下切開と組み合わせて、つり眼になるのを防ぎ優しい顔つきにする。

<術式>

生え際の小さな切開からひたいの内側半分を挙げる

4.脂肪切除

<効果>→腫れぼったいまぶたをすっきりとさせる

<術式>
眼窩脂中央脂肪織
眼窩内側脂肪織
ルーフ切除
涙腺固定

5.真皮脂肪移植

<効果>→サンケンアイ(上まぶたのくぼみ)の治療

<術式>
切除した眉毛下の皮膚から丁寧に脂肪をはずして、上まぶたに移植

6.コルゲータ切除

<効果>→眉間のシワの治療

<術式>

眉毛を内側に引き寄せる筋肉を切り取る

7.まぶた縁の内側の皮膚切除・目頭切開

<効果>→まぶたの形をなるべく変えないで自然なタルミ取り

<術式>

まぶたの内側のタルミを切り取る

8.眼輪筋の吊り上げ

<効果>→目尻のしわ(カラスの足跡)を伸ばす

<術式>
目尻の筋肉を吊り上げる。

 

歓迎! 眉下切開の傷あとの修正

他院で行った眉下リフトの傷あとの修正を承りますのでご相談下さい(眉下切開は本来は傷あとが目立ちにくい方法です)。

1.直線法
2.ナノW形成術(傷を1mm角のギザギザにする)
3.皮弁法(皮膚をずらして縫合)

※傷あとが目立つ部位,性状により術式が異なります.

 

 

上まぶたリフト(全切開法二重まぶた手術)

二重まぶたの線で皮膚のタルミを切り取る手術です.

<全切開法二重まぶた手術の適応>
1.特に二重が乱れているケースや、過去に受けた二重まぶた手術の修正を兼ねるケース
2.広い範囲でルーフ(roof)切除を行うケース
3.二重付近の皮膚が延び延びになっているケース

全切開法では,思いの外ダウンタイムが長くなることがあります.

→タルミ取りは原則的に眉下切開をお勧めしますが、患者さんによっては上まぶたリフトが向いています。ご相談下さい。