顔の美容外科とまぶたの専門治療
刺青除去
刺青切除術
刺青のサイズや部位により手術方法は変わります
<小さな刺青>
- 1.単純切除術
- うまくデザインをして切り取ります。
<大きな刺青>
- 1.皮弁術
- 切り取った後、周囲の皮膚をまわして歪みを少なくします。
- 2.分割切除術
- 一度に切り取れない場合には、無理せず2-3回追加切除します。
- 3.植皮術
- 縫い縮められないサイズの刺青では、離れた部分から(鼠径部など)皮膚を移植して傷をふさぎます。
- 4.剥削術
- 刺青を削り取るのみです。たとえば背中一面の大きな範囲でも削り取ることは可能ですが、傷あとが残ることと痛みが出る場合があります。
<レーザーによる刺青除去>
- 当院では、Qスイッチルビーレーザー(JMEC社製)というレーザー機器を使用して治療を行っています。
- Qスイッチルビーレーザーの光は、メラニンなどの黒い色素に吸収される性質で、レーザーの熱エネルギーで皮膚の黒・黒青などの単色色素を消します。
- <注意点>
- ・ 治療範囲や色により、治療の時間・回数は異なります。
- ・ レーザー照射時は、皮膚を輪ゴムで軽く弾かれるような痛みを感じます。
- ・ 照射後、照射部位は軽いヤケドとなりますが、1週間程で薄いかさぶたになり剥がれ落ちます。
- ・ レーザー照射後はメラニン色素が活性化され色素沈着が起きやすくなりますので、日焼け止めやUVクリームで患部の保護をしっかりと行うことが必要です。
- <主な副作用・リスク>
- ・ 施術後の赤み、腫れ、ほてり、ヒリヒリ感
- ・ 照射時の痛み
- ・ 潜在性のしみ、くすみ(肝斑)の出現
- ・ 炎症性色素沈着、色素脱失
- ・ 紫斑形成(赤~紫の内出血のような状態)
- ・ やけどのような症状(水ぶくれ・かさぶた)
- ・ 一時的な乾燥
- ・ 周囲への熱刺激による、まつげ・眉毛への一時的なダメージやアートメイクへの影響