顔の美容外科とまぶたの専門治療
シミ・肌の引き締め(レーザー・光治療)
当院の美肌治療のレーザーには、次の3種類があります。1. シミ、そばかすなどの肌のくすみに効果を発揮するフォトフェイシャル
2. 肌の引き締めや赤ら顔の改善を重点的に行うVbeam
3. 顔の脱毛と共に毛穴の引き締め効果を狙うYAGレーザー
1. フォトフェイシャル
フォトフェイシャルとは、お肌に有効な光エネルギー(IPL(Intense Plused Light))を当てることによりコラーゲンの生成を促し、張りや潤いを与え、ターンオーバーを促進し、さまざまな肌トラブルの改善・解消に有効的なトリートメントです。当院では、ルミナス社のフォトフェイシャルM22を使用し、顔全体に照射して施術を行います。
フォトフェイシャルの光はカメラのフラッシュ程度のマイルドな光ですので、お肌へのダメージや痛みはほとんどありません。
回数を重ねるごとに美肌効果を実感して頂けますが、施術効果は個人の肌質・年齢により個人差があります。
<フォトフェイシャルの主な効果>
・ シミ治療、そばかすのケア、顔全体のくすみ取り
・ 小ジワ軽減、肌全体の活性化(若返り)
・ ニキビ、ニキビ跡、顔の赤みの改善
フォトフェイシャルに+α!イオン導入のススメ
イオン導入とは、電気の力を用いて有効成分を皮膚に浸透させる施術です。これにより、皮膚表面に塗布しただけの場合と比較して格段に有効成分の浸透効果を高めることができます。
当院で行っているイオン導入の成分はビタミンCとトラネキサム酸です。これらはイオン導入と相性がよく、効率的に肌に浸透することで知られています。
【 ビタミンCの効果 】
◎抗酸化作用 = 活性酸素*を除去する作用があります。
◎ニキビ改善 = 皮脂分泌を抑え、アクネ菌増殖を抑制することでニキビを改善します。
◎美白 = メラニンの生成を抑える効果があります。
*活性酸素=遺伝子、細胞膜の脂質や細胞内外の蛋白質や糖を酸化して機能を奪うことで乾燥やシミ・シワなどの皮膚の老化の原因となります。活性酸素を除去する働きは年齢とともに低下するため、活性酸素から身を守ることは老化を防ぐうえで非常に大切とされています。
【 トラネキサム酸の効果 】
◎美白 = メラニンの生成を抑える効果があり肝斑やシミ予防に効果的です。
◎抗炎症 = レーザー照射後の色素沈着や肌荒れなどの炎症を抑える効果があります。
2. レーザーフェイシャル(Vbeam)
Vbeam(Vビーム)とは、黒色のメラニンに反応する一般的なレーザーとは異なり、血液中のヘモグロビン(赤血球)に反応するのが特徴です。異常な毛細血管のみを攻撃して破壊することにより、赤ら顔や老人性の赤イボなどを改善する効果があります。また、線維芽細胞(肌の弾力やハリに関わる細胞)を活性化させ、コラーゲンの生成を促進するという効果があるため、小じわの改善やお肌のツヤやハリのアップも期待できます。
冷却システムを装備しているので、輪ゴムで弾かれる程度の痛みはあります。
<Vbeamの主な効果>
・ 赤ら顔などお肌の色ムラ改善、顔全体のトーンアップ
・ 小ジワ軽減、肌全体の活性化(若返り)
・ 赤ニキビ、ニキビ跡の赤み、毛細血管拡張の改善
3. レーザーフェイシャル(YAGレーザー)
YAGレーザー(ヤグレーザー)は、波長が長いため肌の奥深い部分にまで届く性質があります。メラニンの少ない産毛にもある程度対応しているので、顔全体のくすみの改善にも繋がります。また、皮膚の深くまでエネルギーを届けるため、日焼け肌や褐色の肌の方でも照射することが可能です。毛穴の引き締め、顔の脱毛と同時に美白。美肌の効果が期待できます。
当院では、キャンデラ社のGentleMaxProのYAGレーザーを使用し、顔全体に照射して施術を行います。YAGレーザーは出力が高く痛みがやや強いと言われていますが、GentleMaxProには冷却システムが備わっています。そのため、レーザーの熱による肌への刺激を抑えてくれる機能と、肌を瞬時に冷やすことで痛みを軽減させる効果があります。
<YAGレーザーの主な効果>
・ 毛穴の開きを強力引き締め。小じわにも効果的で肌ハリ感アップ
・ 顔脱毛も同時にできるため、美白・美肌効果あり
◆ レーザー共通の主な副作用・リスク ◆
・ 術後の赤み、腫れ、ほてり、ヒリヒリ感
・ 照射時の痛み
・ 潜在性のしみ、くすみ(肝斑)の出現
・ 炎症性色素沈着、色素脱失
・ 紫斑形成(赤~紫の内出血のような状態)
・ やけどのような症状(水ぶくれ・かさぶた)
・ 一時的な乾燥
・ 周囲への熱刺激による、まつげ・眉毛への一時的なダメージやアートメイクへの影響
※これらの症状は、通常日~週間で収まっていきますが、治り方は環境や個人差によって異なります。万が一、お肌に異常があった場合にはクリニックにご連絡ください。
