ミニグラフト


尋常性白斑に対するミニグラフト

<概要>

紫外線照射で治らないの尋常性白斑に対する治療法で、正常な皮膚から採取した1mm程度の植皮片を10個~100個以上、田植えの様に白斑に植える治療です。ミニグラフトを植えた白斑に紫外線照射をすることで、徐々に色素が広がって数ヶ月~1年で白斑を埋めていきます。白斑のグラフト(植皮)は以前よりあった方法ですが、1mm大程度のミニグラフトは比較的新しい方法といえます。

 

Q.どれくらいの効果を見込めますか?

A.ミニグラフトからの色素の伸びが良いばあいには大きな効果をあげますが、個人差はあります。

 

Q.手術はどれくらいの 時間がかかりますか?

A.ミニグラフトの個数にもよりますが、局所麻酔で30分以内です。入院の必要はありません。

 

Q. ミニグラフトの採取部はどこですか?

A.髪の毛の中や、そけい部です

爪くらいの大きさの植皮片を採取します。約1mmの植皮片に加工します。髪を剃る必要はありません。髪の毛がまた生えるように皮膚を採取しますので、禿げることはありません。

 

Q.紫外線療法は近所の皮膚科でも可能でしょうか?

A.エキシマライトやVTRACといった紫外線療法が可能ならどこの皮膚科でも構いません。もし、現在紫外線照射治療を受けている皮膚科があれば、そちらに通院可能です。当院より紹介状をを書きます。思い当たる皮膚科がなければ当院で紹介致します。

 

治療の流れ
①当院でミニグラフト
↓(1~2週間後)
②他の皮膚科で紫外線療法

 

Q.術後の注意点を教えて下さい

A.移植したグラフトがずれにくいように工夫をした固定をします。数日後には運動可能です。

 

Q.治療費は?

A.ミニグラフトは健康保険がカバーされない自費の治療です。

当院では、20ヶで32000円 追加10ヶ10000円(いずれも税別)

9ヶで約1cmの白斑をカバーします。

紫外線治療は保険診療です。

 

Q.何個くらいミニグラフトを植えたらいいでしょうか?

A.広がり具合も個人差がありますので、まずは20個うけることをお勧めします。

 

<白斑治療される皮膚科の先生方へ>

紫外線療法に治療抵抗性の白斑の患者さんがおられましたら、当院にご紹介頂ければミニグラフトのみ致します。紫外線療法は貴院で継続下さい。

 

 

傷跡に対するミニグラフト

当院では、傷跡に対するミニグラフトを行っております。

通常の傷跡修正手術では消えない傷跡にお悩みの方はご相談ください。

 

Q.何故傷跡にもミニグラフトが有効なのですか?

A.傷跡をぼやかして目立たなくする効果があります。

 

Q.対象となる傷跡は?

A.(手首)の多数の自傷瘢痕、

顔の細い傷跡など

 

Q.どのような手術になりますか?

傷跡の近くからグラフトを行う方が色合いがいいですので、傷跡付近の皮膚をわずかに採取できればそれを細分化して移植するケースが多いです。

剥離などを行いませんので、通常の瘢痕修正と比較して小さい手術になります。