顔の美容外科とまぶたの専門治療
育毛(頭髪・まつげ)
いちのせ形成外科が提案する高品質な育毛治療
発毛効果を促す脱毛症治療薬
1. ミノキシジルローション(外用薬)
主成分のミノキシジルは血管拡張薬として開発され、降圧薬として長年使用されていましたが、脱毛の改善効果が認められ、男性型脱毛症AGA治療薬として世界中で広く使用されています。作用機序としては血管拡張による頭皮の血流の改善作用や、毛根に直接働きかけて休止期から成長期へと誘導する作用などが指摘されています。
<使用方法>
1回1ml程度(7プッシュ)を目安に、頭頂部を中心に1日2回(朝・夕)頭皮に塗布してください。
<注意点・主な副作用>
・毛周期に作用して効果が出現するためには最低6ヶ月程度継続仕様して頂く必要があります。
・6ヶ月から1年の間使用して効果が見られない場合には使用を中止していただく場合があります。
・使用初期に初期脱毛とよばれる抜け毛が増える時期がある場合がありますが、これは移行期の毛根が休止期に移行する為と言われており、一般的な現症です。
・効果には個人差があります。
・女性用のミノキシジルローション(3%)もありますが、妊娠中、授乳中、妊娠の可能性のある方はご使用をお控えください。
<主な副作用>
・頭皮の掻痒感、発赤
・(比較的稀な副作用)動悸、頭痛、めまい
2. プロペシア ・ ザガーロ(内服薬)
プロペシアは、米国メルク社が開発した「フェナステリド」を有効成分とする世界で初めての男性型脱毛症(AGA)治療薬です。
ザガーロは、イギリスに本社を置くグラクソ・スミスクライン社が開発した「デュテステリド」を有効成分とする男性型脱毛症(AGA)治療薬です。
どちらも服用には医師による処方箋が必要です。
<使用方法>
1日1錠(ザガーロは1カプセル)、毎日できるだけ決まった時間に服用してください。
継続的な使用によって効果があらわれますので、6ヶ月間程度の服用をおすすめしています。
<比較的稀な副作用>
・肝機能障害
・じんましん、発疹
・勃起不全、性欲減退
<プロペシア・ザガーロを服用できない方>
・女性
・20歳未満の方
・プロペシアの服用で、過去に過敏症の既往歴がある方
・肝機能障害のある方
まつげ育毛
. ルミガン(まつげ育毛薬)
ルミガンは、緑内障目薬の副作用(まつげ育毛・増毛)を期待して、まつ毛の生え際に塗って使用します。
<使用方法>
・1日1回、夜のスキンケアなどを済ませた後に、まつ毛の生え際にアイブラシでつけてください。つける際は幅広くつけないようにしてください。
・左右の目でアイブラシを新しいものに替えてください。
・目に中にルミガンが入らないようにしてください。副作用のリスクが高まります。
<副作用>
・まぶたの色素沈着、まぶたの赤み、目のかゆみ
・ごく稀に、目に周りの産毛が濃くなったり、虹彩の色素沈着は出ることがあるとされています。
<使用上の注意点>
・妊娠中、授乳中の方、小児・目の疾患(炎症や感染症)がある方は使用できません。
・点眼薬として使用しないでください。
・レーシック治療後の方は、眼科担当医とご相談の上ご使用ください。