顔の美容外科とまぶたの専門治療
ボトックス注射
顔の表情ジワのボトックス注射
ボトックス注射によって顔の表情筋をコントロールして様々な部位のシワの治療が可能です
部位
- 1.ひたいの横じわ →眉毛をなるべく落とさない方法はご相談下さい
- 2.眉間の縦ジワ
- 3.目尻の笑いじわ(カラスの足跡)
- 4.目の下の小じわ
- 5.鼻のシワ
- 6.口の上のシワ
- 7.口周りのシワ
- 8.フェイスライン引き締め
- 9.口周り(マリオネット部)
- 10.口周り(口角)
- 11.あごの梅干しジワ
- 12.首の横じわ
- アラガン社ボトックスビスタ 1部位10単位1万円(税別)
ひたい・眉間・目尻 各20単位2万円(税別)
※ボツリヌストキシン注射は表情ジワの治療の決定版といえる治療ですが、実際は好き嫌いが分かれる治療でもあります。
ボトックス注射を受ける場合は、まず小範囲から開始しましょう。
<Q&A>顔の表情ジワのボトックス注射
Q.まぶたが重くなると聞いたのですが?
A.額の横じわの軽減目的でボトックスを注射する場合、眉毛を上げる作用の前頭筋をボトックスで緩めるため通常は若干眉毛が下がります。ひたいの皮膚が緩んでいる方や眼瞼下垂がもともと存在する方は眉毛が大きく下がってまぶたが重く感じることがあります。治療はボトックスの効果が切れるまで待つ(アセチルコリンを増やして筋肉の動きを補助するオビソートの注入を行う)ことや、眼瞼下垂症手術やまぶたのタルミ取り、額リフトなどが行われます。
▼ひたいのなるべく眉毛を下げない注入法
- 注入法① 皮膚浅層への注入(intradermal botox)
- 注入法② 注入量を減らす
- 注入法③ 頭皮内注入
※前頭筋の動き方のタイプにより組み合わせて注入します。半数以上の方が②③を組み合わせて治療を行っています。
Q.ボトックス注射で表情が変わると聞いたのですが
A.ボトックス注射は表情ジワを軽減できるとても人気のある治療なのですが、一部の表情筋を緩めるため若干は表情が変化することになります。本人が悪いと感じる表情に変化してしまった場合に問題になります。
▼ボトックス注射で表情が変わりやすい部位
- ①ボトックスの片効き(眉間、額など)
- ②額の注入→眉毛の外側の注入不足で眉がつりあがって見える。
- ③額への注入→眉毛が下がって怖い印象になる。
- ④目尻~下まぶた~鼻の広範囲の注入→笑いじわが消失。
- ⑤口もと(口角下制筋への注入)→口がつりあがった印象。
※治療は原則的にボトックスの効きが薄れるのを待つことですが、片効きや眉のつりあがりに対してはボトックスを追加注射して表情変化を打ち消すことが奏功します。
エラのボトックス注射
エラの部分の咬筋に注射します。
ボトックスをエラ部位の咬筋に注射すると、咬筋肥大を抑えるだけでなく、咬筋が付着するエラの骨を痩せさせる効果も期待できます。
(効果的にエラの骨を痩せさせるためには連続2回の治療をおすすめします。)
多汗症のボトックス注射
汗腺に働いて汗を出なくします。
部位
- 1.ワキの多汗症
<例>夏期のみ汗を抑える など - 2.顔面の多汗症
ひたい、鼻、鼻の下、ほほなど
ボトックスを汗の多く出る部位の皮膚の浅い部位に注射します
効果は高いのですが、ひたいなどは表情筋に若干効いてしまうことがあります。
※注射の痛みが強い場合は、麻酔クリームや笑気麻酔を使用します。
偏頭痛へのボトックス注射
原因となる筋肉に注射することで痛みが緩和
特徴
- 1.こめかみ
- 2.眉間・目の周り
- 3.耳の周り
頑固な頭痛にもボトックスがうまく当たれば著効します
(片頭痛持ちの一瀬も定期的に受けています)。
肩ボトックス
肩こりの原因となる筋肉に注射することで痛みが緩和
部位
- 1.肩
- 2.首
首や肩の痛みやいかり肩に効果があるが、注入量が多く必要
眼瞼痙攣へのボツリヌストキシン注射
眼輪筋に注射することで、まぶたを開きやすくします。
保険診療(適応があるときのみ)
眼瞼痙攣ではタイプによりいろいろな注射方法があります。
眼瞼痙攣で、他院でボツリヌストキシンが効かない場合はご相談下さい。
ボトックス注射単独では効果がない場合もあり→手術を併用します。